ゆるり

まあどうせなら、たのしいことをかんがえよかな

ある女性に惚れそうになったが

すこしまえ、通っている理髪店で、いつも髪を切ってくれていた女性が突然退職し、「じつは長年いいなとおもってたんでつー」とも言えないまま、うっすらとした喪失感の中にいたことがあった。

そんななか、彼女は現れた。前から顔見知りではあったが、なんの交流も無かったのに、ある日、突然挨拶をしてきた。聞きもしないのに年齢を言い、名前をいい、あーのこーのと話をしてくれる。容貌も美しいので、笑えばかわいいと誰でも思うだろう。

それら数週間、私にしては珍しく、作為的に顔を合わせる様にしたり、話しかけたりしてみた。そんなに悪い気はしなかった。

彼女を良く知る人に「どんな人なんすか?」と聞いてみた。

「愛情にすごく飢えている人なんだよ」

 

一瞬「おー。いーじゃない!」と思った。一瞬ね。

でもさ、こういうタイプの人は、わたしは無理なんだー。愛情を要求されたり、愛情が足りないと抗議されたりすんのは。

 

ま、そもそも年収が目も当てられないほど低くなった私になんて興味がある訳は無いんだけどね。

 

はいはい。妄想終了ぉ!