ゆるり

まあどうせなら、たのしいことをかんがえよかな

70+曰く、

デザインをやっていくうち、

自分の作る物がワンパターンな気がして退屈することがある。でも大丈夫だ。

幸いにして自分の作った物を見る人は、それほど退屈していないし、飽きてもいない。

あなたは、自分のやってることを毎日見ているから、飽きたり、「飽きられてるかも」と思ってつぎつぎ新しいところへいこうとするのかもしれない。

自分が新しいことをなにかやっていないと、なんだか辛くて、何かを作り出している感じがしないのかもしれない。

だけど、あなたの作った物を見る側は、あなたがごまかして作った「新しいもの」はどうも、言い訳がましい出来損ないの様に見える。それはまるであなたが着慣れない服を無理して着ようとしているかのような、その浅さを無意識に見抜くからだ。

だから、あなたはむしろワンパターンで良い。

なんでも完成度の高くできるほど、才能がある訳ではないから。

ワンパターンで良いし、むしろワンパターンを磨きをかけたほうがいい。

お客は、あなたにしか出来ないワンパターンなら、それをいつもかわいがってくれるし、場合によってはお金を出してくれる。

でも、目先だけ変えた偽物には、すぐに勘づいてしまい、見向きもされない。