2012-07-04 ■ 幸せの痕跡のようにみえるものが、実は悲しみの証に他ならないことを悟った時 もう私はそれを直視できなくなる 邪気の無いものに、決して言い尽くせない悲しみがこもっていることを知る時 不憫さの余り抱きしめてやりたくなる 何の救いにもならないことがわかっていても 何かへの抗議のために、私はただひとり涙する 何故おまえはこの世に創られたのかと